さくらの想い

児童発達支援や放課後等デイサービスなど、一昔前に比べ、障がい児のための事業所数は充実してきました。しかしながら、医療ケアが必要な子どもや、重症心身障がい児のための事業所は全国的にもまだまだ数が少なく、行き場のない子どもたちが数多く存在します。

そういった事業所が充足しない理由の一つが、彼らのケアを行うことの専門性が高く、事業者として、リスクを伴う恐れがあるからだと思います。

ですが、自宅で休む間もなく子どものケアを続けるご家族のご負担、自宅から出て、社会に触れる機会を制限される子どもたちのことを考えた時、覚悟を持ってこのような事業所を立ち上げることが医療現場の経験を積んだ、医療者としての責務であると思いました。

私たちは、どんな障がいがあっても、いきいきと笑顔で過ごすことの出来る、居場所を提供いたします。どうかご家庭でのお悩み、ご不安、嬉しかったこと、成長を感じれたこと、お話しください。

私たちはご家族と共に、子どもたちの健やかな成長と、明るい未来を築いていく存在となりたいと心より願っております。

そして、子どもたちが大人になっても、一生涯を通じて、健康と幸福をサポート出来るよう、切れ目のない支援を提供して参ります。